JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)多焦点眼内レンズ情報情報

多焦点眼内レンズとは

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白内障手術の時に選ぶ人工レンズ(眼内レンズ)には単焦点と多焦点の2種類があります。「多焦点眼内レンズ」は、遠くと近くが見える遠近両用眼内レンズで、2007年に厚生労働省の承認を受け、2008年に先進医療として承認されました。2020年からは選定医療となり、希望する患者さんは追加料金を支払うことで選択できるようになっています。 単焦点眼内レンズはある1点にピント(焦点)に合うように作られていて、くっきりと解像度が高い映像を見ることができるように設計されています。欠点として、若い頃のように見たい距離にピントを合わすことができず、ほとんどの場合メガネが必要になります。

多焦点眼内レンズは大きく分けて2箇所にピントが合うもの(2焦点)、3箇所にピントが合うもの(3焦点)、ピントが合う範囲が少し拡張したもの(焦点拡張型)があります。患者さんの仕事や生活スタイルに合わせて多焦点眼内レンズを選ぶと、80-90%くらいの割合でメガネが要らなくなります。

多焦点眼内レンズは高機能な眼内レンズで、メガネの使用頻度が減ってQOL(Quality of Life)が向上する可能性がありますが、欠点もあります。単焦点と比べると光を分けてピントを合わせるので、見え方の解像度が少し落ちます。また、暗いところでライトが広がったりまぶしく見えたりします。

多焦点眼内レンズは有用ですが、誰にでも合うわけではないので、特徴と利点欠点を知って、主治医の先生とよく相談してから眼内レンズの種類を決めることが大切です。
このサイトでは患者さんが、眼内レンズを選ぶお手伝いをしたいと思います。

  • 単焦点眼内レンズ(遠方) 画像
    単焦点眼内レンズ(遠方)
  • 単焦点眼内レンズ(近方) 画像
    単焦点眼内レンズ(近方)
  • 多焦点眼内レンズ 画像
    多焦点眼内レンズ

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